足柄の日帰り温泉ガイド|ハイキング帰りに立ち寄りたい穴場の湯4選
足柄エリアのおすすめ日帰り温泉は、中川温泉ぶなの湯(pH10.1の美肌の湯・2時間750円)、おんりーゆー(森のスパ・2,420円)、さくらの湯(山北駅徒歩2分・2時間600円)、箱根仙石原温泉の4施設です。箱根より空いてリーズナブルです。
箱根の温泉は有名ですが、混んでいるし料金も高めです。実は、足柄エリアには箱根ほど知られていない穴場の日帰り温泉があります。山北町(やまきたまち)の中川温泉(なかがわおんせん)は「美肌の湯」と呼ばれるpH10.1のアルカリ泉。南足柄市のおんりーゆーは森の中のプライベートスパ。脱衣所のドアを開けた瞬間、硫黄とヒノキが混じった温泉の香りに包まれます。そんな至福の体験が、箱根と比べてリーズナブルに味わえるのが足柄の魅力です。足柄の穴場温泉を、ハイキングとの組み合わせとともに歩いてみましょう。
矢倉岳を3時間かけて歩いた後、温泉の暖簾をくぐった時の解放感は忘れられません。汗で張り付いたシャツを脱ぎ、かけ湯を浴びて湯船に沈む。じわりと全身に広がる温もりに、思わず声が漏れました。山の疲れが湯に溶けていくあの感覚こそ、足柄の旅の醍醐味です。
→ 足柄エリアの全体像は「足柄エリアとは?箱根の隣に広がる里山の魅力」へ
足柄の温泉は箱根と何が違う?
足柄の温泉には、箱根とは違う良さがあります。

空いている。 箱根の温泉は休日にはどこも混雑します。一方で、足柄の温泉は地元の人が中心で、観光客はまだ少なめです。のんびりと湯に浸かれます。
リーズナブル。 町営のぶなの湯は2時間750円、さくらの湯は2時間600円。箱根と比べてリーズナブルに、質の高い温泉を楽しめます。日帰り費用の目安は、交通費(新宿から往復約4,000円)+入浴料+食事で約5,500〜7,000円です。
自然が近い。 中川温泉は丹沢湖畔(たんざわこはん)の山の中。おんりーゆーは森に囲まれた敷地。足柄の温泉は開発が控えめで、自然の中に溶け込んでいます。
ハイキングとの相性が最高。 足柄エリアは矢倉岳・金時山・足柄峠と温泉が近く、山で汗をかいて、温泉で締める。これが足柄の醍醐味です。
おすすめ日帰り温泉4選
| 施設 | エリア | 泉質 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ①ぶなの湯 | 山北町中川 | アルカリ性単純泉 pH10.1 | 2時間750円 / 1日1,050円 | 町営・美肌の湯 |
| ②おんりーゆー | 南足柄市 | アルカリ性単純硫黄泉 pH9.5 | 2,420円(宵湯1,760円) | 森のスパ・貸切風呂・サウナ |
| ③さくらの湯 | 山北町 | 炭酸カルシウム人工温泉 | 2時間600円(超過1h毎+100円) | 駅近・気軽・サウナ付 |
| ④仙石原温泉 | 箱根町 | 施設による | 1,000〜2,500円 | 金時山下山後に |
① 中川温泉 ぶなの湯 ── 丹沢湖畔のアルカリ美肌の湯
山北町が運営する日帰り温泉施設。丹沢湖に近い山あいの谷間に、ひっそりと佇んでいます。
泉質がすごい。 pH10.1のアルカリ性単純温泉は、入った瞬間にわかる「ぬるっ」とした肌触り。「美肌の湯」の名にふさわしい、とろりとした湯です。内湯と露天風呂があり、露天風呂では、川のせせらぎを聞きながらゆったりと湯に浸かれます。山の緑に包まれる贅沢なひととき。
歴史ある温泉地。 中川温泉は「信玄の隠し湯」とも伝わる歴史ある温泉地。戦国時代に武田信玄(たけだしんげん)が兵の傷を癒したと伝えられ、山北町の観光案内でも「信玄の隠し湯」として紹介されています。
矢倉岳ハイキングとセットで。 矢倉岳を下山した後、車で約30分。山で疲れた体にアルカリ泉がじわりと染みます。
実際に湯に浸かると、pH10.1のアルカリ泉は想像以上にぬるっとしていて、まるで化粧水の中に入っているような感覚でした。露天風呂では、目の前の山肌から聞こえる川のせせらぎをBGMに、湯煙の向こうに広がる緑をぼんやり眺める贅沢な時間。湯上がりの肌はしっとりすべすべで、「美肌の湯」の名に納得です。
② おんりーゆー ── 森の中のプライベートスパ
南足柄市の森の中に広がるデイスパ「モダン湯治 おんりーゆー」。「森と水の温もりに抱かれる」がコンセプトです。温泉だけでなく、敷地内の散策や食事も楽しめる、足柄エリアで最も充実した温泉施設です。
森の露天風呂。 大浴場と露天風呂のほか、貸切風呂も完備。カップルや家族で気兼ねなく温泉を楽しめます。森に囲まれた露天風呂は、鳥の声と木々のざわめきだけが聞こえる贅沢な時間。湯面に落ちる木漏れ日を眺めながら浸かる、至福の空間。
レストランと散策路。 敷地内にはレストランがあり、入浴後にゆっくり食事ができます。小川沿いの散策路を歩くのもおすすめです。
最乗寺参拝とセットで。 大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)を参拝した後、車で約10分。杉並木(すぎなみき)の参道を歩いた後の温泉は格別です。
→ 最乗寺の詳細は「大雄山最乗寺ガイド」へ
足柄エリアに泊まって温泉三昧するなら
1泊すれば、ぶなの湯とおんりーゆーの両方を楽しめます。
(素泊まり5,000円〜)※時期・プランにより料金は異なります
③ さくらの湯 ── 山北駅前の気軽な立ち寄り湯
JR御殿場線・山北駅から徒歩数分。電車で移動するハイカーにとって、最も気軽に立ち寄れる温泉です。
駅近の利便性。 コンパクトな施設ですが、矢倉岳を下山して山北駅に向かう途中にさっと入れます。電車の待ち時間を温泉で過ごす、賢い時間の使い方です。
桜の名所のそばに。 山北は桜の名所としても知られています。春には桜まつりの後に温泉、というコースもおすすめです。桜並木の下を歩いた後に浸かる湯は、また格別の心地よさ。
④ 箱根仙石原の温泉 ── 金時山下山後の選択肢
金時山を公時神社から登って下山した後は、箱根仙石原の温泉が近くにあります。車で約5分のエリアに複数の日帰り入浴施設があります。
足柄エリアではないが。 仙石原(せんごくはら)は箱根町に属するため、厳密には足柄エリアではありません。とはいえ、金時山下山後の実用的な選択肢として押さえておきたいところです。料金は1,000〜2,500円と幅があります。
→ 金太郎伝説と公時神社は「金太郎伝説ゆかりのスポット5選」へ
ハイキング後にどの温泉に行けばいい?
山歩きの後に温泉。これが足柄の旅のゴールデンパターンです。
| ハイキング | おすすめ温泉 | 移動 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 矢倉岳 → | ぶなの湯 | 車30分 | 美肌の湯でゆっくり |
| 矢倉岳 → | さくらの湯 | 車20分/電車 | 駅近で気軽に |
| 金時山 → | 仙石原温泉 | 車5分 | 下山後すぐ |
| 最乗寺参拝 → | おんりーゆー | 車10分 | 森のスパでリフレッシュ |
| 足柄峠散策 → | おんりーゆー | 車40分 | 散策後にゆっくり |
よくある質問(FAQ)
足柄の温泉で旅を締めくくろう
足柄の温泉は、箱根の賑わいとは対照的な静けさがあります。2時間600円のさくらの湯から、森のプライベートスパおんりーゆーまで、予算と気分に合わせて選べる4つの湯処がそろいます。
がっつり歩いた後ならぶなの湯のアルカリ泉で疲れを癒す。ゆっくり過ごしたいならおんりーゆーで森のスパを堪能する。電車移動ならさくらの湯でさっと汗を流す。
温泉から出ると、火照った体に夕方の山風が心地よく、足取りが驚くほど軽くなっていました。帰りの電車ではまだほんのり肌が温かく、窓の外に流れる足柄の山並みを眺めながら、「また来よう」と自然に思えました。
足柄で山を歩き、温泉に入り、地元の味を楽しむ。温泉上がりに地元の蕎麦(そば)を手繰れば、喉越しのよい麺と出汁の香りで心まで温まります。ハイキングと温泉をセットで楽しめるのが、このエリア最大の魅力です。
箱根の隣にある、まだ知られていない温泉の楽園。次の休日は、足柄の山と湯で心身をリセットしてみてください。
基本情報まとめ ── Quick Reference
| 項目 | ぶなの湯 | おんりーゆー | さくらの湯 | 仙石原 |
|---|---|---|---|---|
| 泉質 | アルカリ性(pH10.1) | アルカリ硫黄泉(pH9.5) | 炭酸Ca人工温泉 | 施設による |
| 料金 | 2h 750円 / 1日 1,050円 | 2,420円(宵湯1,760円) | 2h 600円(超過1h毎+100円) | 1,000〜2,500円 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(季節変動) | 10:00〜20:00 | 11:00〜21:00 | 施設による |
| 定休日 | 月曜 | 不定休 | 木曜 | 施設による |
| 貸切風呂 | なし | あり | なし | 施設による |
| サウナ | なし | あり | あり | 施設による |
| レストラン | なし(持込可) | あり | なし | 施設による |
| 駐車場 | 無料 | 無料 | あり | 施設による |
| 駅近 | ✕ | ✕(送迎あり) | ◎(徒歩2分) | △ |
| ハイキング連携 | 矢倉岳 | 最乗寺 | 矢倉岳 | 金時山 |
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