金時山 登山ガイド|初心者でも登れる箱根外輪山の最高峰で富士山絶景
金時山は箱根外輪山の最高峰(標高1,212m)で、初心者でも登れる日本三百名山です。3コースあり、最短の金時見晴パーキングコースなら約2時間で山頂に到着。山頂からの富士山大パノラマと茶屋のなめこ汁が名物。駐車場は無料(最大34台)、小田原から箱根登山バス約50分。
山頂に立つと、目の前に富士山がどーんとそびえています。標高1,212メートル、箱根外輪山の最高峰・金時山——日本三百名山に数えられ、「最短約2時間で山頂に立てる」初心者にやさしい山です。金太郎伝説が残る足柄エリアと箱根をつなぐシンボル的存在でもあります。山頂の茶屋で熱々のなめこ汁をすすりながら、眼下に広がる芦ノ湖と駿河湾の大パノラマを楽しむ——そんな贅沢な登山体験をガイドします。
金時山とは?── 金太郎が育った伝説の山
金時山は神奈川県と静岡県の県境に位置する標高1,212mの山で、箱根外輪山の最高峰です。日本三百名山のひとつに数えられ、年間を通じて多くの登山者が訪れます。
この山は「金太郎」の伝説でも知られています。幼名を金太郎、のちに坂田金時(さかたのきんとき)と名乗った武士が幼少期を過ごしたとされる場所。山麓の公時神社(きんときじんじゃ)には金太郎ゆかりの「金時手鞠石」や「金時宿り石」が残されています。
金太郎伝説の地を巡るとあわせて訪れると、足柄の歴史がより深く楽しめます。
金時山にはどのコースで登る?── 3コース比較(難易度・所要時間)
金時山には複数のコースがあり、体力や経験に合わせて選べます。
| コース | 所要時間(往復) | 距離 | 標高差(登山口→山頂) | 難易度 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|---|---|
| 金時神社入口 | 約3時間 | 約4.5km | 約512m | 初級 | 一般的な登山者 |
| 矢倉沢峠 | 約2時間50分 | 約3.9km | 約562m | 初級〜中級 | 仙石原方面からの方 |
| 金時見晴パーキング | 約2時間 | 約2km | 約312m | 入門 | 初心者・子連れ |
※「標高差」は登山口から山頂(1,212m)までのネット標高差です。金時神社入口コースの累積標高差(登り下りの合計)は約840mです。
コース1: 金時神社入口コース(最人気)

もっとも人気のあるスタンダードコース。公時神社を起点に、金太郎ゆかりのスポットを巡りながら山頂を目指します。
- 登山口: バス停「金時神社入口」下車すぐ
- 見どころ: 公時神社→金時宿り石→山頂
- 登り: 約1時間50分 / 下り: 約1時間10分
- 道は整備されており、危険箇所はほとんどなし
- ※登山届の提出を推奨します(登山口にポストあり)
コース2: 矢倉沢峠コース
仙石原方面からアクセスする場合に便利なコース。矢倉沢峠までの急登を登りきれば、あとは尾根歩きが楽しめます。
- 登山口: バス停「仙石」下車、徒歩約15分
- 見どころ: 矢倉沢峠の草原→尾根道→山頂
- 登り: 約1時間30分 / 下り: 約1時間20分
- 仙石原のススキ草原が近く、秋は特におすすめ
コース3: 金時見晴パーキング最短コース
最短約2時間で山頂往復できる、もっとも手軽なコース。
- 登山口: 金時見晴パーキング(車のみ)
- 見どころ: ショートカットで効率的に山頂へ
- 登り: 約1時間5分 / 下り: 約50分
- 危険箇所ほぼゼロ。登山初心者や子連れにおすすめ
足柄側からの特別ルート── 金太郎コース・足柄峠コース
多くのガイドが箱根側からのアクセスを紹介する中、足柄側(南足柄市側)からのルートもあります。
南足柄市が整備した「金太郎コース」「足柄峠コース」は、足柄エリアを起点に金時山を目指すルート。金太郎ゆかりの足柄峠を経由するため、歴史的なロマンを感じながらの登山が楽しめます。
- 足柄峠コース: 足柄峠→金時山(約2時間)
- 足柄万葉公園や足柄城址も途中で楽しめる
足柄ハイキング初心者ガイド(準備中)や矢倉岳ハイキングガイド(準備中)で紹介している他のコースとの組み合わせも可能です。
山頂からの富士山絶景── 撮影ガイド

金時山の山頂は、富士山を正面に望む大パノラマが広がる絶景ポイントです。
- 正面: 富士山が裾野から山頂まで一望(遮るものなし)
- 南〜南東: 芦ノ湖と箱根の山々
- 南西: 駿河湾まで見渡せる
撮影のベストタイミング
| 条件 | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 秋〜冬の晴天日 | ★★★ | 空気が澄んで富士山がくっきり |
| 午前中(〜11:00) | ★★★ | 順光で富士山が美しく撮れる |
| 雲海の朝 | ★★★ | 雲の上に浮かぶ富士山(稀だが絶景) |
最後の岩場を登りきって山頂に出た瞬間、視界いっぱいに富士山が飛び込んできます。裾野から山頂まで遮るものは何もなく、冬場なら雪化粧した白い山体と抜けるような青空のコントラストが息をのむほど鮮やか。風が冷たくても、しばらくその場を離れられない迫力があります。
山頂の茶屋情報

※写真はイメージです
金時山の山頂には2軒の茶屋があり、登山の疲れを癒してくれます。
| 茶屋 | 名物 | 価格帯 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| 金時茶屋 | なめこ汁(大粒なめこ入り) | 500〜800円 | 7:00〜16:00頃 |
| 金太郎茶屋 | うどん・おでん | 500〜800円 | 7:00〜16:00頃 |
山頂にはトイレも設置されています(チップ制100円)。初心者が不便な思いをしないよう、設備が整っているのも金時山の良いところです。
※営業時間・メニューは変更される場合があります。悪天候時は休業の可能性も。
金時山に登るには何が必要?── 装備・持ち物・注意点
必要な装備
| 装備 | 必要度 | 備考 |
|---|---|---|
| 登山靴(トレッキングシューズ) | 必須 | スニーカーでも可能だが滑りやすい |
| レインウェア | 必須 | 山の天気は変わりやすい |
| 水分(500ml〜1L) | 必須 | 山頂の茶屋でも購入可 |
| 行動食 | 推奨 | おにぎり・チョコレート等 |
| 防寒着 | 推奨 | 山頂は平地より7〜8℃低い |
| 帽子・日焼け止め | 推奨 | 尾根道は日差しが強い |
季節別の注意点
- 春(4〜5月): 新緑がベストシーズン。朝晩は冷え込むため上着を
- 夏(6〜8月): 暑さ対策必須。早朝出発が◎
- 秋(10〜11月): 紅葉が美しい。もっとも人気の季節
- 冬(12〜3月): 積雪・凍結あり。軽アイゼン推奨。晴天なら富士山がもっとも美しい
金時山へのアクセス
各登山口へのアクセス
| 登山口 | 最寄りバス停 | バス路線 | バス停からの徒歩 |
|---|---|---|---|
| 金時神社入口 | 金時神社入口 | 箱根登山バス(小田原駅発) | すぐ |
| 矢倉沢峠 | 仙石 | 箱根登山バス | 約15分 |
| 金時見晴パーキング | ー(車のみ) | ー | ー |
小田原駅から: 箱根登山バス「桃源台行き」で約50分→「金時神社入口」下車
足柄エリア全体のアクセスはアクセス完全ガイド(準備中)をご覧ください。
駐車場情報
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 金時見晴パーキング | 約34台 | 無料 | 最短コースの登山口 |
| 金時神社駐車場 | 約30台 | 無料 | 金時神社入口コース |
| 乙女口駐車場 | 約10台 | 無料 | 乙女峠経由 |
※休日は早い時間に満車になることがあります。8:00前の到着がおすすめ。
下山後のお楽しみ── 温泉とグルメ
登山の後は温泉で汗を流しましょう。
- 箱根側: 仙石原エリアに日帰り温泉多数
- 足柄側: 足柄の日帰り温泉(準備中)で、登山客の少ない穴場の湯を楽しめる
- グルメ: 足柄エリアのおすすめカフェ(準備中)で、登山の余韻に浸りながらひと息
箱根+足柄の日帰りモデルコース(準備中)なら、金時山登山→温泉→箱根観光という充実の一日を過ごせます。
よくある質問(FAQ)
まとめ── 初心者の「最初の山」にぴったり
金時山は、最短約2時間で山頂に立て、山頂には茶屋もトイレもあり、富士山の絶景が待っている——初心者にとって、これ以上ない「最初の山」です。
金太郎が駆け回ったという足柄の山で、あなたも絶景に出会ってみませんか。足柄エリア全体の魅力を知れば、登山だけでなく、温泉もグルメも歴史も楽しめる一日が待っています。
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山名 | 金時山(きんときやま) |
| 標高 | 1,212m |
| 所在地 | 神奈川県・静岡県の県境(箱根外輪山) |
| 選定 | 日本三百名山 |
| 最短コース | 金時見晴パーキングから約2時間(往復) |
| 標準コース | 金時神社入口から約3時間(往復) |
| 山頂設備 | 茶屋2軒・トイレあり |
| 駐車場 | 金時見晴パーキング(約34台・無料) |
| バス | 小田原駅→箱根登山バス約50分→「金時神社入口」 |
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